著者を含め北海道以外の方々は、北海道といえば 自然豊かで夏は過ごしやすくて食事も美味しいので憧れますよね。
そんな北海道を旅する際、多くの人が目指すのは札幌、小樽、旭川など有名都市。しかし、その途中で「北広島市」という看板を目にして 不思議に思ったことはありませんか?「北海道なのに なぜ”広島”?」と思う方も多いでしょう。今回は不思議な感覚になる名前と 北広島市の魅力に迫ります。
そして、他の地名を探してみました。
「北広島市」名前の由来
北広島市の名前のルーツは、広島県からの移住者にあります。明治時代、開拓のために多くの広島県人がこの地に移り住み「広島村」として誕生しました。その後、地域の発展に伴い「北広島町」となり 2006年に市制施行して「北広島市」となりました。この地名は、開拓者たちの故郷への誇りと 新天地での挑戦の象徴なのです。
札幌からすぐ!アクセス抜群の立地
北広島市は札幌市の隣に位置し 車やJRで30分ほどでアクセス可能で この利便性から札幌のベッドタウンとしても人気があり 自然と都市のバランスが取れた住みやすい街として知られています。
また、海外や道外への玄関口である千歳空港からも車やJRで30分ほどでアクセス可能です。
北広島市の新たなランドマーク エスコンフィールド北海道
北広島市の新しい顔として注目を集めているのが「エスコンフィールド北海道」。
北海道日本ハムファイターズの本拠地として 2023年に開業。国内外から多くの野球ファンが訪れるスポットです。最新鋭の設備と開放感あるスタジアムで 試合観戦だけでなく、グルメやアクティビティも楽しめます。
自然と文化が織りなす魅力の北広島市
北広島市は美しい自然環境にも恵まれています。冬はスキーやスノーボード、夏はサイクリングやハイキングに適したスポットが多く 四季折々のアクティビィティが楽しめます。
また、「北広島市郷土資料館」では開拓時代の歴史や文化を学ぶことができます。
北広島市以外の開拓者の町
「北広島」以外に北海道には「山形」「福島」「岐阜」「香川」「鳥取」などの県名、「越後」「信濃」「伊勢」「出雲」などの国名、「礪波(となみ)」などの郡名、その他「庄内」「金沢」「吉野」「新十津川」などの出身地の名を付けた地名がたくさんあります。
郷里(出身地)を同じくする人たちが、指導者を中心にまとまって移住し、互いに助け合って開拓に励みました。道庁もこの団体移住を奨励し、様々な便宜を与えました。その入植地には、出身地の言葉や風習などが伝えられました。
>>北海道開拓の村
まとめ
「北海道なのに北広島市?」と不思議に思うかもしれませんが、その背景には開拓者たちの歴史と誇り そして現在も続く発展の物語があります。札幌観光のついでに足を延ばして きたホロ島氏の魅力をぜひ体験してみてください。
#北海道 #北広島市